【失敗談】スーツケース事件

 　こんにちはINAKA談話です。みなさんは旅行の前日の準備をちゃんとしていますか。今回は私が旅行で失敗した体験談を紹介します。

　これは私が高校3年生の修学旅行のときに起こった出来事です。私は当時、学生生活で最後の修学旅行でもあり楽しみにしていました。修学旅行先は沖縄でした。

　私の学校では修学旅行の当日持っていく荷物を軽くするために数日前に着替えや必要なものをスーツケース(鍵付き)に入れて先に沖縄に送ることをしました。私はスーツケースの中身をしっかり確認して沖縄に送りました。

修学旅行当日、バスや飛行機の中で自分も含めて他の人も楽しみにしていました。初めての飛行機ではしゃぐ人や朝集合する時間が早いのもありバスや飛行機で寝ている人もいました。

沖縄に着き私達はまず昼食にソーキそばを食べて、観光めぐりとして「ひめゆりの塔」や「平和記念公園」に行きました。

観光が終わり夜泊まるホテルに行き、先に送ったスーツケースを受け取り各々自分の部屋に荷物を置いて次に観光と夕食を加えホテルの近くの「国際通り」に行きました。

そしてホテルに戻り明日に備えて今日買ったお土産屋をスーツケースに入れようとした時スーツケースを開けるための鍵を家に忘れた事に気づきました。それに気づいた私はめちゃくちゃ焦り全身から汗が出ていました。私は同じ部屋にいた友達に相談し、開ける方法を考えました。私のスーツケースは鍵がかかったままチャックを開けると布みたいなのが覆っているものだったので、方法の一つにハサミで布を切ることを考えました。しかし、ハサミは空港の検査で引っかることもあり持ってきていませんでした。私は諦めることができず、もう一つの方法でシャーペンの尖ったところを布に刺して穴を増やしてスーツケースの布を破って開けようと実施しました。

　穴をあける作業をして一時間たち、スーツケースの中身が見え始めた頃、シャーペンの力強く布を破ろうとした時シャーペンの先が折れてしまった。シャーペン一つを失ってしまったがようやくスーツケースを開けることができました。

　後日談。私はスーツケースの中身はしっかり確認したのにそれを開けるための鍵を当日に忘れてしまった。スーツケースに鍵を掛けることは防犯に役立つけれどそれを開けるための鍵は忘れてはいけない。　

これをきっかけに私は旅行だけではなく当日必要なものはすぐ目につく場所に置こうと決めました。