【小説紹介】アニメにもなった「氷菓」の小説を紹介 パート4
こんにちは、INAKA談話です。今回はアニメにもなった「氷菓」の小説シリーズ第4作目の【遠まわりする雛】を紹介したいと思います。前作のシリーズの紹介もしているのでぜひ読んで見てください。
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1.あらすじ
【遠まわりする雛】は前半が前作の『クドリャフカの順番』や『愚者のエンドロール』より前の話で、折木奉太郎たちが神山高校に入学し、古典部に入ってからまだ日が浅い頃に起きた謎「秘密俱楽部の勧誘メモ」や氷菓の謎を解決した後、古典部のみんなで行った温泉合宿先で起きた謎が前半部分です。
後半は、『クドリャフカの順番』の後の話で、折木が提案したゲームで千反田が出した状況に対して折木が推論を立てる話、正月で起きた話、バレンタインで起きた事件でその犯人が起こした理由の話、千反田の頼みで「生き雛まつり」の傘を差す役を引き受けた折木だったが当日練り歩くルートの橋が工事で行けなくなり開催が危うくなったが千反田が出した提案で無事に開催できた話が後半部分です。
2.主な登場人物
・福部里志
3.見どころ
【遠まわりする雛】で私が思う見どころは、「折木が提案したゲーム」の話と「バレンタイン事件」の話です。「折木が提案したゲーム」の話は、千反田が出した一つの状況だけで折木が推論を立てていく場面がすごかったです。「バレンタイン事件」は、伊原摩耶花が作ったバレンタインチョコレートが誰かに盗まれてしまった話で、その犯人がなぜ盗んだのかその理由を読んで私は悲しくなりました。
4.最後に
今回の【遠まわりする雛】に出てくる話は一つ一つ場面が変わりその時に起こった謎を解決する短編集なので今までのシリーズ作品よりストーリー性は細々していますが、その分色んな謎が出ているので謎好きな人にはお勧めの作品だと思います。
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